幼児・小学生向け 編集できる無料プリント!

書き方プリントのおすすめ設定 & こだわりのポイント

My学習の書き取りプリントは初期設定にちょっとした工夫がしてあります。 このページではそれらの工夫と理由を説明します。 ブラウザ上で変更できますので気軽に変えて印刷してください。

単語は横書き

国語の書き取りは縦書き重視ですが、単語の書き取りの時は縦書きを右から左に繰り返す (下図左) よりも 横書きを上から下に繰り返す (下図右) 方がいいと思います。

横書き 横書き

理由は、縦書きの場合右利きだとお手本が隠れるからです。横書きだと、右利き左利きどちらもお手本が隠れません。

なぞり書きはそこまでおすすめしない

運筆があまり上手でないのならばなぞり書きは有効ですが、運筆がある程度できるのならなぞり書きはあまり効果がないと考えています。 それは、なぞり書きに使う脳と模写に使う脳は別と思うからです。 なぞり書きをする時は、その線をたどる事に集中してしまいます。 「どの場所から書き始めるか」「どの辺で曲げ始めるか」「全体のバランス」などを意識することは ヒントのない白マスに書こうとして初めて意識できることです。

それと似た内容の論文がこちらです。「年長児におけるひらがなの読み書きに影響する認知要因の検討 (2013)」という論文によると

年長児145名に対し,ひらがな1から3文字の音読と書取,複数の認知課題を実施し,幼児のひらがなの読み書きに影響する認知要因を検討した.(...中略...)書取では,図形の模写,単語逆唱,非語復唱の成績が有意な予測変数として抽出され,図形の模写の貢献度が最も高かった.
(※中略・太字は筆者) と述べられていて、図形の模写のスキルは書き取りと深く関係があるとされています。

そこでMy学習の初期設定では一度空白にお手本を見ながら文字を書かせる事を挑戦させ、次になぞりを一回、その後は空白という設定になっています (変更可能)。

意図としては
  • 初めは模写をさせる。うまく書けなくてあたりまえ。
  • 2回目のなぞりの前に、どう違ったかを話し合う(「こう書くともっとかっこいいね」のような言い方)
  • 2回目のなぞりで補正する
  • 3回目以降は言葉で補正する。ただあまり完璧を求めない。 ある文字が上手でなくても、次に書かせる言葉に入れれば大丈夫。
図形の模写には、お手本との距離も関係してきます。 2回目のなぞりはまたそれがお手本になる意図もこめています。

フォントは教科書字体

フォントには教科書字体、その中でもボールペンや鉛筆などの硬筆で書かれた筆跡を取り入れたフォントを採用しました。 色々設定を変更できるMy学習プリントですが、このフォント部分は変更不可能です。 それにはそれなりの理由があります。

  • 小学校等で一番触れる字形は教科書字体です。 教科書字体以外は画数が変わったり、曲がりが強すぎたりするものが多く、 一度それで学習すると学習し直すのが大変です。
  • 教科書字体の中にも色々あります。 線が細い物はなぞり書きに向いていません。 また毛筆ベースものは、癖が強すぎるかペン字とかけ離れていることがあります。

中央線付き

これに関してはあった方が子供にとっても書きやすいですし、 親にとっても「この線は越えよう」などと説明しやすいのでつけています。